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国の借金846兆円 今年度末には900兆円台へ
このニュースのトピックス:財政
財務省は8日、国債と借入金、政府短期証券を合わせた国の債務残高が平成20年度末で、846兆4970億円になったと発表した。過去最悪だった前年度に比べて2兆7426億円減少したが、21年度末には、不況に伴う税収減や大規模な経済対策により924兆円と初めて900兆円を突破する見通しで、財政の悪化傾向は続く。
20年度末時点で、国民1人当たりでは約663万円の借金を抱えている計算となる。
20年度の債務残高の減少は、国債のうち、政府系金融機関などへの財政投融資の財源に使う「財投債」が大量に償還期を迎えたことなどから8兆7042億円減となったためだ。
公共事業や財源の穴埋めのために発行する普通国債は4兆4772億円増えたものの、国債全体は680兆4482億円と前年度に比べて3兆8796億円減った。
国債以外では、借入金が4072億円増えて57兆5661億円、一時的な資金不足を補う政府短期証券が7298億円増の108兆4826億円だった。
21年度は経済対策のための補正予算で10兆円を超える国債を追加発行することなどから、年度末の国債残高が725兆円に拡大し、債務残高全体を急増させる主因となる。