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09年、日米欧はゼロ成長 IMF世界経済見通し 世界も7年ぶり低水準
このニュースのトピックス:金融危機
【ワシントン8日共同=杉本一朗】国際通貨基金(IMF)は8日、世界経済見通しを発表し、世界的な金融危機の影響で2009年は日本、米国、欧州ユーロ圏がそろってほぼゼロ成長となると予測、「先進国の多くは景気後退入りしたか、その瀬戸際にある」との判断を示した。
世界全体では3・0%成長とし、七月の改定見通しから0・9ポイント下方修正。ここ数年の5%程度を大きく下回り、02年以来7年ぶりの低成長になると予測した。IMFは「1930年代(の大恐慌)以来最悪の金融ショックに直面し、世界経済は深刻な不況に陥っている」と警告した。
特に金融混乱の影響が大きい先進国については、09年後半に回復基調に転じても、そのペースは遅くなると予想した。
金融危機の震源地である米国の成長率は0・1%と1991年以来18年ぶりの低水準に落ち込む見通し。米経済は「08年後半から09年初めにかけ、収縮する公算が大きい」と指摘、景気後退入りを予想した。
日本は08年が0・7%、09年が0・5%と2年連続の1%割れを予想。「他の先進国に比べ金融市場の緊迫度合いは低い」が、世界の景気減速による輸出減少と消費低迷で、景気後退期が長引く可能性を示唆した。
ユーロ圏は「金融市場は異常な緊張状態」にある上に、実体経済が軟化し、09年は0・2%成長に低迷する見通し。イタリアとスペインはマイナス0・2%成長を予測。ユーロ非加盟の英国もマイナス0・1%を見込んだ。
世界経済をけん引する新興国については、先進国の需要減などで経済成長は「08年初めに減速し始め、今後さらに弱まる可能性がある」と指摘。ただ、09年は中国が9・3%、インドが6・9%と堅調な成長を維持すると予測した。
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