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逃げ足速める投機資金 原油100ドル割れで (1/2ページ)
このニュースのトピックス:商品市場
12日のニューヨーク・マーカンタイル取引所の原油先物相場で、米国産標準油種(WTI)が一時、1バレル=100ドルの大台を割り込んだのは、原油市場を押し上げていた投機資金の流出が最大の原因だ。米国の低所得者向け高金利型住宅ローン(サブプライムローン)問題で、株式市場から流れ込んでいたマネーは、原油市場への投資規制強化や需給の緩みで逃げ足を速めている。
世界経済はサブプライムショックに加え、原油などの資源価格高騰の直撃を受け、景気後退色が鮮明になっている。ガソリンなどの石油製品の消費は落ち込み、需給が緩和されて原油相場の先安観が強まるという構図だ。
7月11日に記録した1バレル=147・27ドルの最高値から下落が続くなか、石油輸出国機構(OPEC)は9日の総会で、日量約50万バレルの実質減産を決めた。ただ、この決定は生産量自体を据えおくもので、需給引き締め効果は限定的だった。
IEA(国際エネルギー機関)が10日公表した2008年の世界需要で、8月の予想から日量10万バレル下方修正したことも要因となって、原油価格の下落に拍車がかかった。
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