MSN Japanのニュースサイトへようこそ。ここはニュース記事全文ページです。
[PR]

ニュース: 経済・IT 金融・財政産業・ビジネスIT写真RSS feed

悲願の銀行参入に足掛かり 楽天のネット銀参入

2008.8.4 22:22
このニュースのトピックスヤフー

 ネット商店街最大手の楽天にとって、銀行業への本格参入は長年の課題だった。だが、最近はTBSとの攻防や、不振のクレジットカード事業のテコ入れに追われていた。この分野ではネット企業のライバルに後れを取っていたが、イーバンク銀行の救済は悲願達成の足掛かりとなる。

 楽天の三木谷は、ECと呼ばれる電子商取引(物販、旅行商品など)、金融(証券、クレジット、消費者金融など)、ネットメディア(各種サイト運営、広告業など)の各分野をバランス良く成長させ、会員に多数のサービスを一元提供する「楽天経済圏」構想を掲げる。ただ、実際はECに大きく依存し、他の分野の収益貢献度は低い。

 銀行参入により、ECに最適な独自のネット決済システム構築が可能となり、決済の手数料収入も得られるようになる。物販に加えて金融商品・サービスを取りそろえ、IDやポイントを共通化して顧客を囲い込む狙いもある。

 ただ、ネット経由の金融サービス市場は急成長期を過ぎ、需要の伸び悩みや過当競争に直面している。ネット証券各社は手数料引き下げ競争で低迷。消費者金融も上限金利引き下げで経営環境が悪化した。

 こうした中、ヤフーはジャパンネット銀行の第2位株主となり、4日には共同で新しい電子マネー決済を発表した。ネット競売大手のディー・エヌ・エーも、三菱東京UFJ銀行などと合弁でネット決済会社を設立している。

 イーバンクを取り込む楽天だが、先行するライバルよりも利便性の高い決済方法の開発を迫られている。先行組との違いを出すのは容易ではなく、楽天会員の資産運用など、従来にないネット金融サービスの開発も不可欠となる。(上野嘉之)

関連トピックス

[PR]
[PR]
PR
PR

PR

イザ!SANSPO.COMZAKZAKFuji Sankei BusinessiSANKEI EXPRESS
Copyright 2009 The Sankei Shimbun & Sankei Digital
このページ上に表示されるニュースの見出しおよび記事内容、あるいはリンク先の記事内容は MSN およびマイクロソフトの見解を反映するものではありません。
掲載されている記事・写真などコンテンツの無断転載を禁じます。