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不振続く東証マザーズ LD事件の後遺症引きずる (1/2ページ)
このニュースのトピックス:新興国経済
東京証券取引所の新興市場マザーズは、上場していた旧ライブドアの粉飾決算が発覚した平成18年1月以降、投資家離れが急速に進み、いまなお地盤沈下に歯止めがかからない。「成長神話」に振り回されて資金を投じ、見事に裏切られた投資家の怒りの大きさを物語っているかのようだ。
市場全体の株価水準を示すマザーズ指数は、ライブドアに強制捜査が入った18年1月16日の2799ポイントから暴落し、現在は5分の1以下の500ポイント台にあえぐ。事件が招いた投資家の市場不信の後遺症であることは確かだ。ただ、マザーズに回復の兆しがみえないのは、「ライブドアショック」で露呈した市場構造のジレンマとも関係がある。
新興市場とは、経営の安定性には欠けるが、成長を期待されるベンチャー企業に、株式公開で資金調達の機会を与えるのが役割だ。おのずと上場基準は低く設定された。だが、事件をきっかけに東証はマザーズの上場審査を厳格化した。
企業の株式公開を支援する証券会社も上場申請に慎重になり、新規上場企業数も平成16年の56社をピークに頭打ちだ。昨年は23社、今年は6月末でわずか7社に激減。投資家保護の厳格な審査が、市場の活力をそぐ状況に陥ったのだ。
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