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米住宅金融大手が破綻 過去2番目の規模 影響拡大も

2008.7.12 19:17
このニュースのトピックスサブプライムローン

 【ワシントン=渡辺浩生】米貯蓄金融機関監督局(OTS)は11日、資金繰り難が続いた米住宅金融大手、インディマック・バンコープの経営再建断念を発表した。米メディアによると過去3番目の大型金融破綻(はたん)。低所得者向け高金利型住宅ローン(サブプライムローン)問題に伴う融資焦げ付き急増で、米金融機関の破綻は今年5件目を数え、さらなる破綻も予想されている。

 同社の資産総額は320億ドル(約3兆4000億円)。米連邦預金保険公社(FDIC)が管財人として営業を継続し、同社の受け皿機関を探す。

 インディマックは1985年、米住宅金融最大手のカントリーワイド・フィナンシャルが設立。カリフォルニア州に支店網を広げ、サブプライムローンよりも一段階信用リスクが低いAローンを主力に融資を急拡大。しかし、サブプライム問題を契機に融資焦げ付きが急増し、昨年度に創業以来の赤字転落となった。

 さらに、米上院のシューマー議員(民主)が先月、同社の財務状態に懸念を表明したことをきっかけに、取り付け騒ぎが起き、自主再建断念に追い込まれた。OTSのライヒ局長は「破綻は資金繰り難によるものだ」とシューマー氏の“介入”を批判した。

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