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6万2000人就業者数減失業率5・5% 米6月雇用統計

2008.7.3 23:10
このニュースのトピックスサブプライムローン

 【ワシントン=渡辺浩生】米労働省が3日発表した6月の雇用統計によると、非農業部門就業者数は季節調整済みで前月比6万2000人減少した。6カ月連続のマイナスで、2002年以来の長期的な雇用減少となる。失業率も5・5%と前月と同じ高水準を続けた。原油価格高騰に伴うコスト高や景気減速を背景に、雇用環境は一段と厳しさを増している。

 市場予想(ロイター通信調べ)の失業率は5・4%、就業者数は6万人減。5月の就業者数は当初の4万9000人減から6万2000人減に修正された。

 就業者数の内訳は、物品生産部門が6万9000人減。うち建設は4万3000人減、製造は3万3000人減と前月から悪化。サービス部門は7000人増にとどまり、小売りは8000人減少した。企業業務支援は5万1000人の大幅減だった。半面、教育・医療、政府部門はそれぞれ2万9000人増加。平均時給は前月比0・06セント増の18・01ドルだった。

 厳しい雇用環境は、販売不振が続く自動車産業の工場閉鎖や生産調整などを通じて一段と悪化し、消費の鈍化を通じて景気を失速させる可能性がある。金融機関の損失拡大から信用不安も再燃。低所得者向け高金利型住宅ローン(サブプライムローン)問題に伴う金融市場の混乱は来月で丸1年を迎えるが、サマーズ元財務長官は最近英紙フィナンシャル・タイムズへの寄稿で「最も厳しい時期に差し掛かった」と指摘。政府に追加的景気対策を求める声も上り始めた。

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