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諮問会議 骨太方針素案、歳出削減路線を堅持

2008.6.17 20:45
このニュースのトピックス雇用・失業
首相官邸で開かれた経済財政諮問会議首相官邸で開かれた経済財政諮問会議

 17日の経済財政諮問会議では、「経済財政改革の基本方針(骨太の方針)2008」の素案が提示された。焦点の歳出削減方針については最大限の削減を行う」と強調し、財政再建を重視した従来の基本路線を堅持する姿勢を示した。また、二酸化炭素(CO2)の排出が少ない低炭素社会実現のため、「環境税」導入の検討も盛り込んだ。

 素案では、平成23年度までの5年間で11兆〜14兆円の歳出削減を目指した「骨太の方針06」の堅持を強調。道路特定財源の一般財源化も明記した。

 また、目玉の成長戦略には、女性や若者、高齢者を活用する新雇用戦略や、対日投資拡大、羽田空港の国際化など経済インフラの強化策が盛り込まれた。

 大田弘子経済財政担当相は会議後の会見で「日本は歳出削減と成長戦略を両輪に、財政再建の狭い道を歩んでいかねばならない」と述べた。

 一方、税制改革では「消費税を含む税体系の抜本的な改革を早期に実現する」と明記。海外からの投資を呼び込むため法人課税ベースの拡大(税率は引き下げ)に触れた。23日に開く次回の諮問会議で、骨太方針最終案が示される予定。

 素案をめぐる議論では、御手洗冨士夫・日本経団連会長ら民間議員が「骨太方針06にのっとり、最大限の削減努力を行う」との表現を提案したが、「努力」の表現が改革後退の印象を招くとして、額賀福志郎財務相らの要請で「削減を行う」との表現に変えた。

     ◇

 一、低炭素社会構築へ行動計画を7月中に策定

 一、消費者庁を平成21年度に創設

 一、21年度に新分権一括法案を国会に提出

 一、道路特定財源は20年の税制抜本改革時に廃止し、21年度から一般財源化

 一、歳出改革の努力を緩めず、最大限削減

 一、消費税を含む税体系抜本的改革を早期実現

 一、環境税を含め低炭素社会の観点から税制全般を横断的に見直す

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首相官邸で開かれた経済財政諮問会議
経済財政諮問会議後、記者会見する大田経財相=17日午後、東京・霞が関
経済財政諮問会議終了後、記者会見する大田経財相=17日午後、東京・霞が関
経済財政諮問会議を終え、記者会見する大田経財相(左端)=17日午後、東京・霞が関
経済財政諮問会議を終え、記者会見する大田経財相=17日午後、東京・霞が関

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