ニュース: 経済・IT RSS feed
利益半減 サブプライムで国内最大の損失が痛手 みずほFG決算
このニュースのトピックス:サブプライムローン
みずほフィナンシャルグループ(FG)が15日発表した平成20年3月期連結決算は、最終利益が3112億円にとどまり、前期(6209億円)からほぼ半減した。米国の低所得者向け高金利型住宅ローン(サブプライムローン)問題に伴う金融市場の混乱が業績を圧迫。グループの関連損失は国内金融機関で最大の6450億円に達し、大幅減益を余儀なくされた。
関連損失の大半は傘下のみずほ証券で、同社だけで4130億円の損失を計上。英国子会社がサブプライム関連の証券化商品を組み入れた金融商品を販売していたが、市場の混乱が直撃した。
傘下銀行を合算した手数料ビジネスなどの役務取引等利益も3517億円で、前年度から491億円減少。金融市場の混乱で、一般投資家を中心にリスク性商品が敬遠され、個人部門の投資信託・年金保険関連手数料が落ち込んだ。
配当は前年度比3000円増の1万円を予定、来年1月には株式投資単位を現在の10分の1に引き下げると発表した。みずほは15年春の巨額増資で発行した優先株の普通株転換も7月以降に控えており、株式数の増大に対応するため、6月以降に1500億円を上限にした自社株取得枠を設定することも明らかにした。
一方、本業のもうけを示す業務純益は傘下銀行合算で前年度比171億円増の8617億円と堅調。21年3月期の連結業績予想は、最終利益で79・9%増の5600億円を見込む。



