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米GDP、1〜3月期速報値伸び率0.6% マイナス成長まぬがれる
このニュースのトピックス:サブプライムローン
【ワシントン=渡辺浩生】米商務省が30日発表した今年1〜3月期の実質国内総生産(GDP)伸び率の速報値は、年率換算(季節調整済み)で0.6%となった。民間在庫の増加や輸出の伸びが寄与して前期の0.6%と並ぶ成長率を保ち、マイナス成長を免れた。ただし、低所得者向け高金利型住宅ローン(サブプライムローン)問題とエネルギー・食糧価格高騰が個人消費に波及。景気後退懸念は依然続きそうだ。
項目別ではGDPの約7割を占める個人消費は1%増と前期の2.3%増から大幅に鈍化。民間設備投資も同2.5%減と前期の6%増からマイナスに転じた。住宅投資は26.7%減と前期の25.2%減を超える落ち込み。住宅ローンの焦げ付き急増と融資厳格化で販売不振に拍車がかかった。
輸出は5.5%増と前期の6.5%増とほぼ横ばい。輸入は2.5%増と前期の1.4%減から増加に転じた。民間在庫の増加が実質GDPの伸び率に寄与した度合いは0.81%、外需の寄与度は0.22%。
一方、物価指標では、個人消費支出(PCE)指数上昇率が3.5%(前期は3.9%)、エネルギー、食料品を除いたコア指数が2.2%(同2.5%)で高い水準を維持している。

