MSN Japanのニュースサイトへようこそ。ここはニュース記事全文ページです。

ニュース: 経済・IT 金融・財政産業・ビジネスIT写真RSS feed

政策を問う 本間正明・近畿大世界経済研究所所長 (2/2ページ)

2008.4.16 21:55
このニュースのトピックス消費税問題
本間正明・近畿大学教授(前政府税調会長)  本間正明・近畿大学教授(前政府税調会長)  

 −−会長を辞任した後の政府税調をどうみる

 「専門性に基づいた議論ができる委員は限られている。審議会のあり方が大きく変化してきているときに、財務省があらかじめ決めた方針をなぞる手法で、グローバル化した経済にふさわしい税制を確立することはできない。基礎的な調査・分析能力を高め、生活への影響を国民に伝えることが必要だ。昨年の答申からは、『活力をどう引き出すか』という観点が見られなかった」

 −−消費税増税に対する考えは

 「いまの政府は、抜本的な税制改革=消費税増税になっている。将来の増税の必要性は認めるが、成長よりも財政対応が重要だという考え方は疑問だ。第1段階として、成長や歳出の合理化を担保し、増税せずにプライマリーバランス(基礎的財政収支)の黒字化を達成するというメッセージを出すべきだ。フロー(歳出と歳入)だけでなく、ストック(資産と負債)を含めたバランスシートをみて議論するのが先決だ」

 −−福田康夫政権で改革が後退したとの見方がある

 「率直に言って、先祖返りした。小泉政権の予算編成では、公共事業3%削減や、社会保障2200億円抑制などを通して予算の全体像を出した。だが、福田政権では従来の積み上げ型で福祉、医療、ODA(政府開発援助)などそれぞれの予算を全体の中でどうするか、と言った問題が整理されていない」(高橋寛次)

      ◇

 ほんま・まさあき 昭和42年大阪大経卒。平成12年大阪大大学院教授。13年から18年9月まで経済財政諮問会議民間議員。18年11月、政府税制調査会会長に就任するが、同年12月辞任。19月10月から近畿大教授兼近大世界経済研究所長。北海道出身。64歳。

このニュースの写真

本間正明・近畿大学教授(前政府税調会長)  

関連トピックス

PR
PR

PR

イザ!SANSPO.COMZAKZAKFuji Sankei BusinessiSANKEI EXPRESS
Copyright 2008 The Sankei Shimbun & Sankei Digital
このページ上に表示されるニュースの見出しおよび記事内容、あるいはリンク先の記事内容は MSN およびマイクロソフトの見解を反映するものではありません。
掲載されている記事・写真などコンテンツの無断転載を禁じます。