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日銀決定会合で利下げ意識した発言も
このニュースのトピックス:景気
日銀が3月6、7日に開いた福井俊彦前総裁ら前執行部としては最後の政策委員会・金融政策決定会合で、ある委員が「(金融の)緩和度合いを高める必要がある場合は、機動的な対応を考えていくべきだ」と発言していたことが、14日に公表された議事要旨で明らかになった。政策委員の間に利下げを意識した見方が表面化した格好で、今後の金融政策を占う上で注目されそうだ。
会合では国際金融市場について「調整が長期化し、かつ深まっている」との認識で一致。日本経済についても、多くの委員が「原材料高や円高の影響を受けて中小企業を中心に収益は伸び悩んでいる」と、景気の下振れリスクの高まりを指摘している。
そんな中、金融政策方針について、ある委員が「状況に応じて機動的な対応を考えていくべきだ」との考えを示した。委員の見方は市場の一部に高まる利下げ論への配慮もにじませたといえそうだ。
また、別のある委員は、「生産、所得、支出の好循環メカニズムをしっかりと検証する必要がある」と指摘。日銀が踊り場に差し掛かった景気動向を注視する姿勢を浮き彫りにした。