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バーナンキFRB議長が議会証言 米マイナス成長も
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【ワシントン=渡辺浩生】米連邦準備制度理事会(FRB)のバーナンキ議長は2日、上下両院の合同経済委員会で証言し、米住宅ローン問題にからむ信用不安や住宅市場の落ち込みによって、2008年上半期の実質国内総生産(GDP)の伸び率は「わずかだが縮小する可能性がある」と指摘、マイナス成長に転じて景気後退(リセッション)入りもありうるとの見通しを初めて示した。
FRBは1月末時点で、08年の実質GDP伸び率を1.3〜2%と予測していた。議長は今年米経済がリセッションに陥る可能性を問われ、「起こりうる」とも述べた。ただ、年後半は政府の緊急経済対策の効果などで、底打ちする見通しを強調した。米経済がマイナス成長に転じれば、01年第3四半期(マイナス1.4%)以来となる。
議長は、今年に入り計2%の利下げを実施した金融緩和効果に自信を示したが、年明け以降繰り返し述べた「時期を逃さず行動する」との言葉は冒頭の証言で消えた。インフレ懸念で利下げの余地が限られてきた状況を示唆している。
一方、証券大手ベアー・スターンズの救済問題について、ベアーが破(は)綻(たん)すれば金融市場に「混沌」を招き、「ダメージを抑えるのは極めて困難となりえた」と指摘。個別証券会社の救済ではないと強調した。

