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メガ主導のノンバンク再編加速 三井住友FGの4社統合で

2008.2.29 19:22
このニュースのトピックス金融業界

 三井住友フィナンシャルグループ(FG)は29日、傘下の三井住友カードとオーエムシー(OMC)カード、セントラルファイナンス、クオークのノンバンク4社を、持ち株会社方式で今年10月をめどに統合すると正式発表した。4社の取扱高は合計約9兆5000億円で、三菱UFJニコスを抜いて国内最大のカード・信販グループが誕生する。上限金利引き下げなどでノンバンクの経営環境が厳しさを増す中、3メガバンク主導の再編が加速してきた。

 三井住友FGは10月に全額出資で中間持ち株会社を設立、傘下に4社をおさめる。その上で、来年4月をめどに三井住友カードを除く3社を合併する。「規模拡大によるメリットの追求」(三井住友FGの奥正之会長)と同時に、システム投資の共通化などで経営効率化も狙う。

 メガバンクグループは法人向け貸し出しが伸び悩む中、クレジットカードや信販、消費者金融などのノンバンク事業を今後の成長戦略の核に位置付けている。

 三井住友FGは昨年、傘下の消費者金融プロミスが三洋信販を買収したほか、ダイエー系のOMCカード、三菱UFJ系だったセントラルファイナンスを傘下におさめるなど拡大路線を進めてきた。今回の再編でノンバンクの重複業務の整理にめどをつけた。

 三菱UFJフィナンシャル・グループも信販大手ジャックスを持ち分法適用会社にするほか、昨年発足させた三菱UFJニコスを今年8月をめどに完全子会社化する。カードはニコス、信販はジャックス、消費者金融はアコムに集約する。

 一方、みずほFGはノンバンク戦略に慎重だ。信販大手のオリエントコーポレーションを資本支援して提携関係を強めながら、カード大手のクレディセゾンに対する出資比率は約10%止まり。消費者金融は「やらない」(前田晃伸社長)と距離を置いており、みずほFGの出方に注目が集まる。

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