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世界同時株安 東証、午後は1万2700円台に戻す

2008.1.22 13:21
このニュースのトピックス景気
1万3000円を割り込んだ日経平均株価を示す証券会社のボード=22日午前9時31分、東京・日本橋1万3000円を割り込んだ日経平均株価を示す証券会社のボード=22日午前9時31分、東京・日本橋

 22日の東京株式市場は、欧州、アジアでの世界的な連鎖株安を嫌気して大幅に続落。下げ幅は一時650円を超えて、1万2600円台まで下がり、平成17年9月以来、2年4カ月ぶりの安値水準となった。株価は4日の大発会の終値から1900円超下落しており、株価の落ち込みに歯止めがかからなくなっている。

 日経平均株価は午後1時5分現在、前日終値比552円34銭安の1万2773円60銭。東証1部全銘柄の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)は50・89ポイント安の1242・85。

 前日の米国株式市場は休場だったが、アジア株の下落を嫌気し、欧州ではロンドン市場が2001年9月11日の米中枢同時テロ以来の下げ幅を記録するなど世界的な株安傾向が鮮明となった。米国の低所得者向け高金利型住宅ローン(サブプライムローン)問題の影響が米国の実体経済だけでなく、欧州、アジアにも拡大し、世界的な景気後退局面に陥る懸念が高まってきた。

 米国経済の先行き不透明感からドルも売られ、東京外国為替市場の円相場は、約2年8カ月ぶりの水準となる1ドル=105円台半ばまで急伸。日本経済を牽引(けんいん)する自動車、ハイテクなど輸出関連の多くは下期の為替レートを1ドル=110〜115円で想定しており、業績の下振れ懸念から全面安の展開になっている。 

 市場では、前週末にブッシュ米大統領が打ち出した景気刺激策の効果が不透明との見方が多く、株の買い控えにつながっている。

 市場関係者の間では、大幅値下げが続く中、「株価水準的には割安感がありいつ底入れしてもおかしくないところまで来ている」との声はあるものの、「不安を払拭(ふっしよく)する材料に乏しい」との見方が強く、瞬間的には1万2500円を割り込む公算も大きい。

 今回の下げ幅を回復できるかどうかは、国内企業の平成19年10〜12月期決算の内容がポイントになるが、「企業業績の伸びが鈍化していることが鮮明になれば、株価の低迷が長期化する可能性もある」(日興コーディアル証券の河田剛シニアストラテジスト)といった悲観論もある。

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1万3000円を割り込んだ日経平均株価を示す証券会社のボード=22日午前9時31分、東京・日本橋
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