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みずほCB、サウジに現地法人を検討 メガバンク初
みずほコーポレート銀行(CB)が中東最大の産油国、サウジアラビアの首都リヤドに現地法人の設置を検討していることが17日、わかった。現地当局の認可を得られれば年内にも開設する。日本の大手銀行がサウジに拠点を開設するのは初めて。原油価格の高騰で膨らむ“オイルマネー”を取り込むのが狙い。3メガバンクは中東における拠点整備を急ピッチで進めており、オイルマネーを巡る争奪戦が激化しそうだ。
みずほCBの中東拠点はイラン、バーレーン、アラブ首長国連邦(UAE)に次いで4カ所目となる。
サウジの原油輸出にともなう収入は年間で2000億ドル(約21兆2000億円)超に達しているもよう。原油価格の高騰に伴い膨らんだ資金を国際金融市場に投資しており、みずほCBはリヤドに拠点を設けて資金の取り込みを狙う。今後、金融当局への申請に向け準備を進めていく考えだ。
とくに、サウジでは原油収入の増加に伴い海外向けの証券投資が伸びており、現地法人設立後は有価証券の売買業務に力を入れるとみられる。サウジに進出する日系企業の支援体制も整える。
オイルマネーで潤った中東産油国の経常黒字と外貨準備を合計した投資資金は2兆ドルを超える。巨額の資金を運用する中東の政府系ファンドが、米国の低所得者向け高金利型住宅ローン(サブプライムローン)問題で傷ついた欧米金融機関の資本増強を支援するなど、積極的な対外投資で存在感を高めている。
サウジでも資金規模が9000億ドルに達する世界最大の政府系ファンドの創設が計画されているとされ、巨額資金の行方に注目が集まっている。
膨張するオイルマネーや進出する日系企業の支援を目指し、3メガバンクは中東での拠点整備を加速させている。
みずほCBは昨年6月にUAEのドバイに出張所を開設。日系企業や現地企業向けの融資などを手掛け、イラン、バーレーンには駐在員事務所を設けている。三菱東京UFJ銀行もUAEやバーレーンなど中東5カ所に拠点を設置。三井住友銀行もUAEなど4カ所に拠点がある。