MSN Japanのニュースサイトへようこそ。ここはニュース記事全文ページです。

ニュース: 経済・IT 金融・財政産業・ビジネスIT写真RSS feed

シティ決算 評価損200億ドル計上へ 配当削減、リストラも 米紙報道 (1/2ページ)

2008.1.15 17:08
このニュースのトピックス海外株式

 【デトロイト(ミシガン州)=渡辺浩生】米銀最大手シティグループは15日朝(日本時間同日夜)、2007年10−12月期決算を発表する。同日付の米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)によると、低所得者向け高金利型住宅ローン(サブプライムローン)の大量焦げ付きにからみ、当初の見通しを大幅に上回る約200億ドルの評価損を計上し、四半期ベースで過去最大の赤字に転落する見込みだ。

 損失処理に伴う資本不足を回避するため、シティは総額100億ドル規模の資本増強を行う。シティ株3・9%を保有するサウジアラビアのアルワリード王子やシンガポール政府投資公社(GIC)、クウェート投資庁などが出資に応じるとみられ、GICが最大の出資者となる可能性が高いという。

 1株当たり54セントの四半期配当も大きく削減。パンディット最高経営責任者(CEO)は業績回復を急ぐため大がかりなリストラ策も発表する。昨年4月に発表した1万7000人の人員削減に続き、2万人規模の削減するほか、事業売却にも踏みきる見込みだ。

 サブプライムローンを担保にした債券への投資損失拡大でシティは昨年11月、追加評価損が最大110億ドルに上る見通しを発表、アブダビ投資庁から75億ドルの出資受け入れで合意したばかり。海外の政府系ファンドに依存した資本注入で経営危機を回避する。

 米シティグループは、海外の政府系ファンドなどに巨額増資を引き受けてもらうことで、ひとまず延命を図った。国際金融市場を牛耳ってきた名門金融機関が、オイルマネーなどを後ろ盾にしたファンドに資本支援を受けるありさまは、サブプライムローン問題でウォール街が負った深い傷の象徴といえる。

関連トピックス

PR
PR

PR

イザ!SANSPO.COMZAKZAKFuji Sankei BusinessiSANKEI EXPRESS
Copyright 2008 The Sankei Shimbun & Sankei Digital
このページ上に表示されるニュースの見出しおよび記事内容、あるいはリンク先の記事内容は MSN およびマイクロソフトの見解を反映するものではありません。
掲載されている記事・写真などコンテンツの無断転載を禁じます。