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子年は「子は繁栄」で株価上昇期待 (2/3ページ)
このニュースのトピックス:年末・年始
その前の35年は岩戸景気のさなかで、55・1%上昇した。第1次池田勇人内閣が「高度成長」「所得倍増」などの新政策を打ち出した。経済大国という新目標を市場は好感、平均株価は1000円の大台に乗った。1万円の大台乗せも子年。59年の上昇率は16・7%に達した。
唯一下落したのが前回の平成8年。年前半は外国人投資家の買いが継続し高値を付けたが、住宅金融専門会社(住専)処理の難航や半導体市況の下落からじり貧となり、2・6%のマイナスを余儀なくされた。
20年の子年相場はどうなるのか。東海東京調査センターの中井裕幸・常務投資調査部長は「亥(い)年の東京市場は主要国のなかでワースト。日本だけがたたかれてきたので、『窮鼠(きゆうそ)猫をかむ』のことわざにあるように、日本株が逆襲する」と予想する。
中井氏によると、これまでの子年の特徴は(1)大物政治家の下での新ビジョン開始(2)オリンピック開催(3)株価の大台替わり−の3点。
なかでも中井氏が注目するのが政治だ。昭和35年の池田内閣は「所得倍増計画」を打ち出し高度成長が始まり、47年の田中内閣では「日本列島改造」によって開発ブームが起きた。59年の中曽根康弘内閣では「国鉄分割・民営化」議論がスタート、平成8年の橋本龍太郎首相は「日本版ビッグバン」を提唱し、金融改革に乗り出した。