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【財務省原案】予算を家計にたとえると (1/2ページ)
このニュースのトピックス:平成20(2008)年度予算
フクシロウさんの来年度の給料(=税収)はほぼ前年並みの535万円で、ボーナスなしの月収ベースに直すと44万6000円だ。このほか、株の配当や妻のパート代など(=特別会計からの繰り入れ、日銀納付金などその他収入)で、年間41万円が家計に入り、トータル収入は2万円強の増収となる。
一方で、生活費の支出(=一般歳出)は、3万円増の472万円に膨らみそうだ。
2年前に立て直しを誓ったフクシロウさんだが、年金保険料や医療費(=社会保障関係費)、子供の教育費(=文教・科学振興費)が年々増え続け、家の増改築費(=公共事業関係費)をあきらめたものの生活費抑制とは行かなかった。
実家の両親の生活もままならず、仕送り(=地方交付税等)は5000円ずつ上乗せして毎月13万円にした。年間では6万円増えて、156万円となる。ローン返済(=国債費)は月額で16万7500円。金利が下がった分などで年8万円減る見通しだが、年間201万円に上る。
生活費、仕送り、ローン返済の合計830万円が必要で、4年連続で減らしたものの、来年度もほぼ今年度並み、返す以上の253万円の借金(=新規国債発行)をしないと、家計が成り立たない。
給料だけだと支出の3分の2しか稼いでいない計算で、借金が家計に占める割合(=公債依存度)は、微減したもののなお30・5%に上り家計は“火の車”が続く。