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【検査院報告】誰もいない庁舎に残業手当
このニュースのトピックス:不祥事
誰もいない真っ暗な庁舎で残業?
全国の22の労働局で、超過勤務手当が不正に支給されるなど計2818万円のカラ残業と、約59万円のカラ出張が会計検査院の調べで見つかっていたことが9日、分かった。調査の過程で、長野労働局では局長が証拠となる文書を部下に廃棄するよう命じていたことも分かり、兵庫、広島の労働局で裏金が発覚した後も不正が行われていた実態が浮き彫りになった。
各労働局では超過勤務命令簿に書かれた勤務時間に基づき、超過勤務手当を支給している。
だが検査院が調べたところ、例えば午後10時まで残業したとして超過勤務手当を払っていたのに、その日は午後6時に庁舎自体が閉まっていて職員がいないはずであることが分かった。
こうした機械警備記録で施錠が確認されながら、超過勤務手当が支払われるなど不適正な超過勤務手当の支給とされたのは、1億4000万円にのぼった。
この中で検査院は2818万円をカラ残業と認定し、ほかにも2つの労働局で平成12〜15年度に出張の事実がないのに出張したように書類を作成し、旅費59万円が不正に支払われる『カラ出張』が行われていた事実も分かった。
長野労働局では会計検査院の職員が実地調査の際、機械警備記録と超過勤務命令簿の不適合を指摘すると、局長が部下に文書を廃棄させようとしたという。
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