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税金無駄遣いなど310億円 (1/2ページ)
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会計検査院は9日、国や政府出資法人などの平成18年度決算の検査報告をまとめ、福田康夫首相に提出した。税金の無駄遣いや不正な経理、国費の執行状況に関する指摘は総額310億円。このうち税金や社会保険料などの徴収漏れなどが約50億円で、事実上の無駄遣いや不正の指摘などは昨年より17億円少ない260億円だった。件数は過去20年間で最多だった昨年より22件少ない451件だった。
検査は各省庁や出先機関、国が出資する特殊法人など約3万2600カ所のうち、約2700カ所を対象に実施。省庁・機関別でも最も指摘額が多かったのは厚生労働省で62億円(収入分を含む)。
厚労省に次いで多かったのは、農林水産省の37億円、国土交通省の25億円。
宙に浮いた年金で揺らいだ社会保険庁では、業者に委託している健康保険などの書類のデータ入力で、予定価格の積算が適正価格より3700万円高いことが分かった。
今年10月に民営化された旧日本郵政公社では、職員による着服などの不正が計50件起こり、金額で計6億8900万円にのぼった。
福島、和歌山、宮崎と相次いで発覚した公共工事をめぐる談合事件を受け、競争入札を拡大し、公正な入札方法に改め、違約金条項などを設定し、談合を防止するよう要請した。
独立行政法人「印刷局」では、国から引き継いだ土地や資金が18年度末で3567億円にまで膨らみ、国庫に返納する制度が整えられていないことも分かった。

