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「市場が縮む音楽業界」再編は加速 (1/2ページ)
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日本ビクターとケンウッドを傘下に持つJVC・ケンウッド・ホールディングスが、サザンオールスターズやSMAPの所属する音楽ソフト子会社「ビクターエンタテインメント」の売却を検討していることが4日、分かった。売却先候補にはゲームソフト大手、コナミが挙がっており、11月中にも決まるとみられる。消費低迷やネット配信の拡大によるCD売り上げの減少で音楽ソフト市場は縮小傾向にあり、生き残りをかけた業界再編が加速しそうだ。
ビクターエンタテインメントは昭和3年にビクターの音楽部門としてレコード生産を開始し、47年に分離した老舗の音楽会社。ユニバーサルミュージック、エイベックス・グループ・ホールディングス、ソニー・ミュージックエンタテインメントに次ぐ国内4位の位置にあり、赤字続きでも“文化”として聖域化されてきた経緯がある。
しかし、JVC・ケンウッドの業績不振は深刻さを増しており、平成22年3月期の最終損益は200億円(前期は187億円の赤字)となる見通しだ。国内外のテレビ事業の縮小や人員削減といったリストラでもカバーしきれず、経済合理性の面から「メスが入った」(関係者)格好だ。
JVC・ケンウッドは光学レンズ大手HOYAから「ペンタックス」ブランドで知られるデジタルカメラ事業を買収する方向で交渉を進めており、ビクターエンタテインメント株の売却益をあて、AV機器など中核事業の強化を目指す。
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