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全日空1500億円の増資発表 成田・羽田の増枠にらみ 新型機導入加速
このニュースのトピックス:航空
全日本空輸は1日、公募などで総額1500億円を目標とした増資を実施すると発表した。公募増資は平成18年3月以来で、同社としては過去最大規模。22年の成田・羽田両空港の発着枠拡大に向けて財務基盤を強化し、米ボーイングが開発中の次世代機「787」など新型機導入を進める。
公募増資は約5億4000万株で、発行済み株式総数約20億株の27%に当たる。
全日空は米ボーイング「787」を55機発注するなど機材更新を進めており、旅客機への投資予定額は、今年5月末時点ですでに支払いを済ませた2200億円を含め約1兆円に上る。増資により21年3月末時点で18%まで低下した自己資本は20%台後半まで上昇する見通しだ。
全日空はすでに730億円のコスト削減を実施しているが、新型インフルエンザなどの影響で売上高が減収となっているため、300億円を追加削減する。今年度中に不採算路線の廃止、減便や短期休業制度の適用拡大など新たなコスト削減策を実施する。
ただ、業績予想の見直しについては「7月以降、旅客需要が戻っている」(同社)として否定した。
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