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【日本の「食」を守れ】(15)インタビュー 鈴木宣弘・東大大学院教授 コメ備蓄進めないと自給率12%も (2/4ページ)

2009.5.28 14:20
このニュースのトピックス日本の「食」を守れ
鈴木宣弘・東大大学院教授鈴木宣弘・東大大学院教授

 −−若い人の農業への関心が高まっているようだ

 「食料自給率40%というのは先進国中最低で、不測の事態に十分に対応できるか心配だ。昨年、世界的な食糧危機を経験し、若い人たちの間で、自国で食糧を確保できるようにすることが必要という認識が広まったのだと思う」

 −−政府は、自給率の将来目標は50%に設定しているが

 「莫大(ばくだい)な財政コストをかけて、何が何でも50%にすればいいというわけではない。40%を50%にすると、どういうメリットがあるのか、そのための財政負担はいくらかかるのかを国民に説明するべきだ。その上で、確証の持てる施策を推進する必要がある」

 −−自給率をどう高めるか

 「日本は土地が狭いので、輸入に依存している小麦、トウモロコシ、大豆を大幅に増産するのは困難だ。いざというときには、コメで急場をしのげる態勢をつくるべきだろう。水田をフル活用し、バイオ燃料、飼料、米粉用のコメ生産を拡大する。輸入品の代替になり、自給率も上がる。フィンランドは1年分、スイスは半年分の小麦を備蓄しており、日本のコメの備蓄も、1カ月半で十分なのか考えるべきだ」

 −−コメがあれば安心か

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鈴木宣弘・東大大学院教授

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