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苦境を越えて〜松下幸之助没後20年特別展開催
このニュースのトピックス:家電
松下電器産業(現パナソニック)の創業者で“経営の神様”と呼ばれた松下幸之助氏が死去して27日で20年になるのを前に、松下幸之助歴史館(大阪府門真市)で「没後20年特別展」が20日、始まった。
テーマは「苦境を越えて生成発展」。幸之助氏が度重なる困難を克服してきた過程を、当時の資料や映像、肉声などによって3部構成で紹介している。
1部では緊急に開催した経営会議で、幸之助氏が幹部社員に諭した難局時の心がまえを初公開。「努力というものは絶対に葬られるものではない」(昭和40年7月、臨時夏季経営懇談会)など、困難に直面したときの創業者の経営哲学を披露している。
2部は「難局を乗り越えたパナソニックの歴史」、3部は「終戦後の困難克服」。不況時に売り出した角型ランプや電気コタツなどの新商品やパネル展示で説明、「苦境を乗り越えてきた創業者の事例を学び、改革に取り組んでもらえれば…」と同歴史館の富田雄二館長は話す。
没後20年となる27日に、パナソニックは「創業記念式典」を例年同様に開催する。昭和7年5月5日に幸之助氏が全社員を集め、企業としての使命を宣言した「所主告辞」が読み上げられた後、大坪文雄社長が式辞を述べる予定。
また、27日にはシンクタンクのPHP総合研究所が、「松下幸之助没後20周年記念カンファレンス」を京都市内の同総合研究所京都本部で開催する。
パナソニックの平成21年3月期連結業績は3800億円の最終赤字に転落する見込み。「かつてない難局はかつてない発展の基礎となる」。昭和33年度の経営方針発表会で語った幸之助氏のこの言葉は、パナソニック復活にむけた道標にもなりそうだ。
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特別展の開催期間は6月30日まで。入場無料。開館時間は午前9時〜午後5時。一般も観覧可能。
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