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【ドラマ・企業攻防】高島屋vs伊勢丹“因縁の対決” 「丸井今井」争奪戦 (1/3ページ)

2009.3.7 20:00
このニュースのトピックスドラマ・企業攻防
“因縁の対決”を繰り広げる高島屋の鈴木弘治社長(左)と伊勢丹の武藤信一社長“因縁の対決”を繰り広げる高島屋の鈴木弘治社長(左)と伊勢丹の武藤信一社長

 北の大地で、高島屋と伊勢丹の“因縁の対決”が勃発する。経営破綻した北海道の老舗百貨店、丸井今井のスポンサーの座をめぐり、提携関係にある伊勢丹を差し置いて高島屋が名乗りを上げ、おきて破りの横やりを入れたのだ。躊躇していた伊勢丹も7日までに正式に手を挙げた。両社はかつて“新宿戦争”を繰り広げ、業界再編でも角を突き合わせてきた。しかもトップ同士が慶応大学の同期生という関係にあり、丸井今井の争奪戦はヒートアップが必至だ。

おきて破りの参戦

 「丸井今井は歴史のある百貨店で、顧客も多く、いろいろな支援ができる」

 高島屋幹部はスポンサー獲得に強い意欲を示す。

 札幌本店など道内に4店舗を展開する丸井今井は業績不振が続き、昨秋以降の金融危機に伴う消費低迷がとどめとなり、1月29日に札幌地裁に民事再生法の適用を申請した。

 「スポンサーは伊勢丹で決まり」。関係者は誰もがそう思った。伊勢丹は平成17年から丸井今井の営業を支援し、13%を出資して取締役も派遣している。

 だが再生法申請の際、提携継続は表明したものの、スポンサーについては保留した。

 伊勢丹が躊躇する間隙を縫って名乗りを上げたのが高島屋だ。2月中旬に丸井今井に再建支援の意向を書面で連絡。店名存続など踏み込んだ提案も行った。

 高島屋にとって札幌は空白地帯。老舗の看板はのどから手が出るほどほしい。

このニュースの写真

“因縁の対決”を繰り広げる高島屋の鈴木弘治社長(左)と伊勢丹の武藤信一社長
鈴木弘治・高島屋社長
武藤信一・伊勢丹社長
日本橋高島屋
伊勢丹新宿本店
高島屋大阪店
伊勢丹新宿本店
西川将人旭川市長(右)から店舗の存続を求める要望書を受け取る、丸井今井の畑中幸一社長=北海道旭川市役所
民事再生法の適用を申請した丸井今井=札幌市中央区
民事再生法の適用を申請し、記者会見で頭を下げる丸井今井の畑中幸一社長=札幌市中央区
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