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パナソニック国内外で1万5000人削減へ 今期3800億円赤字
このニュースのトピックス:家電
パナソニックは4日、平成22年3月までに世界で正規、非正規社員を合わせ計1万5000人を削減することを明らかにした。薄型テレビや自動車関連の事業が急速に悪化しているためで、国内外に230カ所ある事業拠点の2割を削減する。電機大手は世界同時不況の影響を受け、工場や人員の固定費カットを加速させており、NECが2万人、ソニーが1万6000人を減らすなど大幅な人員削減に踏み切る。
また同日、21年3月期の連結業績予想について、最終損益が3800億円の大幅赤字(従来予想は300億円の黒字)に転じる見通しだと発表した。赤字となるのは6年ぶり。事業拠点や人員削減にともない、構造改革費を昨年11月時点の計画より1900億円積み増し、年間で計3450億円を計上することが響く。
売上高は従来予想から7500億円減の7兆7500億円(前期比14.5%減)、営業損益は2800億円減の600億円で黒字(同88.5%減)となる見込み。最終赤字額は14年3月期に計上した約4300億円に次ぐ規模となる。
1万5000人の人員削減は国内と海外で半分ずつ実施し、国内でも正社員が含まれる。都内で会見した上野山実取締役は、「来年度も需要減が続く厳しい環境が予想される。販売規模の身の丈に合った人員数にしなければならない」と述べた。
拠点削減では、21年3月までに工場を含め国内13カ所、海外14カ所をまず統廃合する。業績の悪化を受け、2月から役員報酬を10〜20%、管理職報酬を5%返上する。一連の構造改革で22年3月期に1000億円のコスト削減効果を見込んでいる。
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