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労使フォーラム 御手洗会長発言要旨
このニュースのトピックス:労働・雇用
早期の景気回復が雇用改善の最良の処方箋(せん)だが、回復する前に雇用情勢が一段と悪化する恐れがある。当面は雇用のセーフティーネットを拡充する必要がある。経団連の経営労働政策委員会報告でも「雇用の安定に努力すべきだ」と強調しており、今春闘で労働組合と雇用問題について話し合っていきたい。
経営者はだれでも従業員の生活の安定を第一に考えている。人材重視の考え方は日本型雇用システムのうち、今後も守るべき重要な点だ。雇用の安定に最大限の努力を注いでいく。雇用調整助成金を活用した継続雇用や配置転換などが考えられるほか、緊急的に時間外労働や所定労働時間を短くして雇用を守る(ワークシェアリングの)検討も出てくるかもしれない。
春闘では連合が物価上昇分のベアを要求する方針を固めたことで、労使交渉は極めて厳しくなる。賃金を固定的にとらえると会社がおかしくなる。今年の交渉は雇用の安定を重視した労使交渉が基本。中長期的な視点で、人事・賃金制度を見直すことが重要だ。
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