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セブン&アイ、ディスカウント店の出店加速
セブン&アイ・ホールディングスの鈴木敏文会長は7日、産経新聞のインタビューに応じ、ディスカウントストア事業を強化する考えを明らかにした。昨年、東京と埼玉に1店ずつ出店したディスカウントストアを「十分な収益力がある」と判断し、22年2月までに首都圏などを中心に10店舗以上展開する考えだ。
鈴木会長は「昨年出店したディスカウントストア2店舗は当初計画した結果をしっかり出している。当面は『イトーヨーカドー』を活性化するためにも展開していく」と述べ、既存の中小型スーパーの不採算店を中心にディスカウントストアに変更していく計画だ。
セブン&アイグループは百貨店やスーパー、コンビニエンスストアなどを展開しており、新たにディスカウントストア事業に乗り出した。傘下のイトーヨーカ堂を通じ、ディスカウントストア「ザ・プライス」を昨年8月に東京都足立区に、同11月に埼玉県川口市に出店した。
今後の消費動向については、「手作り需要などが伸びるだろう」とみており、昨年11月に東京都葛飾区に初出店したホームセンターも「ディスカウントストアと同様、事業拡大していく」と述べた。
傘下のミレニアムリテイリングが展開している百貨店事業については、売り上げが比較的好調な食料品を強化していく。「これまでのような豪華な“ごちそう”を並べた食品売り場ではなく、もっと生活を意識したものに変えていく」と日常の食卓にあった商品を充実させていく考えを示した。
一方、今年の景気見通しについては「今年中の底打ちは難しい。早くても来年の前半ではないか」との厳しい認識を示した。
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