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大阪の百貨店も初売り苦戦 高額品落ち込み鮮明
大阪の百貨店の今年の初売りは、食品や生活用品の好調ぶりに対してファッションや高額品が不振と明暗を分け、売り上げは前年より軒並み減少した。昨秋以降の世界的な景気後退により、低価格で実用的な商品を優先する消費傾向が一段と鮮明になった。
各百貨店では例年通り、2日朝から福袋に行列ができた。高島屋大阪店(大阪市中央区)では、初日の売れ行きは前年並み。「ブランド衣料のほか食品やリビング商品が好調で、松坂牛の福袋が10分で完売した」(広報・IR室)ものの、2〜4日の売り上げは前年比15%の減少に。
大丸梅田店(大阪市北区)もファッションで苦戦。和洋菓子や羽毛布団の福袋が初日で完売した一方、衣料で好調なのは肌着やカジュアルウエア。福袋の平均単価は昨年の約8300円から約7200円になり、初売り全体の売り上げも前年比約7%減った。
阪急百貨店と阪神百貨店の梅田本店(同)では、紳士服専門館「メンズ館」の好調が続き、紳士服部門としては2〜4日に前年比65%増を達成した。しかし、「全体の売り上げは前年並み。婦人服で厳しい。高額品や宝飾品の福袋の売れ行きが良くなかった」(エイチ・ツー・オーリテイリング)という。
近鉄百貨店阿倍野本店(同阿倍野区)でも売り上げは前年割れ。食品の福袋や家庭用品の売れ行きが好調だったが、ファッション部門が…」(広報秘書広報部)と話している。
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