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百貨店、12月の売り上げ激減
このニュースのトピックス:流通業界
三越や高島屋などの大手百貨店が5日発表した平成20年12月の売上高(速報値)は、軒並み前年同月比10%程度の減少となった。年間通じて最大の“稼ぎ時”である年末商戦での苦戦は、消費低迷で百貨店業界の客離れがより進んでいることを改めて浮き彫りにした格好だ。
各社の12月の売り上げ速報によると、三越は前年同月比9・9%減で8カ月連続、伊勢丹も10・0%減で5カ月連続の前年割れ。大丸は9・0%減、高島屋も10・2%減でともに9カ月連続の前年割れ。自動車産業の急ブレーキに伴い、中部地方に強みを持つ松坂屋は16・1%減と13カ月連続の前年割れとなった。
減少幅は各百貨店とも20年最大。「売上高が前年を10%も割り込むのはバブル崩壊後では初めてではないか」(高島屋)という。
年末商戦では、クリスマスケーキやおせち料理のほかお歳暮も食品を中心に健闘したものの、婦人服や宝飾品、ブランド品などが引き続き振るわず、全体としては記録的な売り上げ減となった。1月も「好転する材料は見当たらない」(大手百貨店)ことから、この厳しい状況はしばらく続くとみられている。
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