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トヨタ、家庭用燃料電池の発売延期へ (1/2ページ)
このニュースのトピックス:エネルギー問題
トヨタ自動車が平成21年度に予定していた家庭用燃料電池の発売を延期する方向で検討していることが29日、分かった。世界的な自動車の販売不振で、21年3月期連結決算で1500億円の営業赤字に転落する見込みとなるなど業績が急速に悪化しており、本業の自動車事業の立て直しに経営資源を集中する。22年度以降に発売する方針だが、来年は複数の企業が市場に参入する“家庭用燃料電池元年”といわれており、出遅れは避けられない。
家庭用燃料電池は都市ガスや灯油から水素を分離し、酸素との化学反応で発電する仕組み。
トヨタでは系列部品メーカー、アイシン精機と「家庭用燃料電池コージェネレーション(熱電併給)システム」の共同開発を進めてきた。17年度から経済産業省による大規模な実証実験が始まり、トヨタも翌18年度から燃料電池システムを製造し東邦ガスに毎年20数台を供給している。
当初は経産省による導入費用の補助制度が始まる21年度の商品化を目指していた。しかし、「一定の技術レベルには到達しているが、耐久性を中心に品質面を完璧(かんぺき)にしておきたい」(トヨタ関係者)と判断し延期の検討を始めた。
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