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シャープ 「堺時代」見据え効率化 (1/2ページ)
このニュースのトピックス:ケータイ・PHS
液晶の先駆者、シャープが次代の戦略強化に向け、新たな一手を繰り出す。今回、液晶パネル工場の再編策を打ち出した背景には、堺市で建設中の液晶パネル新工場が稼働する平成21年度末までに効率的な生産態勢を整え、経営体質を強化する狙いがある。世界最大級の工場、堺を武器に「堺時代」を見据えた戦略を加速させる。
「中小型パネルを亀山第1工場で生産し、亀山第2工場と堺の新工場でテレビ用大型パネルを集中生産することにより、競争力が一層強まる」。会見した井淵良明副社長はこう強調した。今回の再編は大型パネルのみならず、中小型パネルも含む液晶全体を見渡した効率化である点が特徴だ。
液晶パネル生産は、パネルを切り出すガラス基板が大型化するほど生産効率が高まり、価格競争力が増す。亀山第1工場は、第6世代と呼ばれる、畳1畳分の大きさのガラス基板を使うことに成功し「液晶のシャープ」を支えた。
ただ、その後、第8世代を使う亀山第2工場の完成し、さらに畳5畳分にもなる第10世代を使う堺新工場が建設されることで、生産効率の優位性を譲ることになった。
中小型パネルを生産する天理工場(奈良県天理市)、三重工場(三重県多気町)は、第4世代のガラス基板を使用。中小型パネルは携帯電話や車載用ディスプレーなどで需要が高まっており、第6世代を使う亀山第1で生産することで、生産効率が飛躍的に向上する。
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