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小さく安く…自動車メーカー知恵と工夫 コスト削減が課題 (2/2ページ)
このニュースのトピックス:くるま
スズキは4年連続で販売台数日本一を誇る“国民車”ともいえる軽自動車「ワゴンR」の新モデルを9月25日に投入。月1万8000台の目標をぶち上げている。ホンダも軽自動車「ライフ」の新モデルを11月7日に発売し、ワゴンRを追撃する構えだ。
小型車シフトに加え、値下げの動きも出ている。トヨタは10月末に主力車「カローラ」シリーズのセダン「アクシオ」とワゴン「フィールダー」を最大7万円値下げした。乗用車の値下げは5年ぶりだ。
10月の国内新車販売(軽を除く)が前年同月比13%減となり、10月としては実に40年ぶりの低水準に落ち込むなど自動車不況は悪化の一途をたどっている。なかでも、大型・高級車の不振は際立ち、減産が相次ぐ。
消費者の節約志向に加え、地球環境問題への意識の高まりもあり、低価格で燃費に優れた小型車へのシフトは、もはや世界的な潮流となっている。
利益率が低い小型車で稼ぐには、コスト削減が不可欠だ。日産のキューブは、「中国やタイで同じ車台を使って生産しており、(共通化した)部品を現地から調達している」(志賀COO)という。
トヨタも今夏に「原価低減特別チーム」を立ち上げ、「小さなクルマで利益を出す」(瀧本正民副社長)と知恵と工夫を凝らす。ホンダは主力小型車「フィット」の海外部品使用率を従来車の5%から17%に増やした。
電気自動車などの次世代エコカーも含めた小型車戦略が、メーカーの存亡のカギを握っている。(田端素央)
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