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サントリー、ウイスキー復権にあの手この手 (1/2ページ)
ビールや焼酎に押され存在感が薄らいでいるウイスキーの人気を取り戻そうと、サントリーが新たな需要の掘り起こしに力を入れている。飲みやすいソーダ割の「ハイボール」の普及を図り、女性をターゲットにした戦略も打ち出すなど、あの手この手で巻き返し作戦を展開。国産初のウイスキーを世に送り出した老舗メーカーの威信にかけて「ウイスキー復権」に躍起だ。
「和食には意外とウイスキーが合うんですよ」
大阪市北区のホテルで過日、サントリーが大阪市内の飲食店経営者らを対象に開催したセミナー。和食の鉄人として知られる中村孝明氏が、会場を埋めた約160人の参加者に熱く語りかけた。
食事をしながら楽しむビールや焼酎などと違って、バーなどで飲むことだけを楽しむイメージが強いウイスキー。この日のセミナーでは、同社の高級シングルモルトウイスキー「山崎」とともに、さまざまな和食を楽しんでもらい、食の相性のよさをアピールした。
同社はここ最近、ウイスキーをテーマにしたセミナーを全国各地で開催しているが、背景には消費者のウイスキー離れがある。国税庁によると、ウイスキーの出荷量にあたる課税数量は、最盛期の昭和58年には年間38万3000キロリットルに達したが、以降は減少に転じ、平成19年には7万5000キロリットルと最盛期の5分の1にも満たない状況だ。
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