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英ヴァージンの宇宙旅行 数週間以内に母船のテスト飛行開始 10年で5万人の乗客計画

2008.9.11 13:56
このニュースのトピックス財界
7月に米カリフォルニア州で公開された民間宇宙旅行の母船(ヴァージンギャラクティック社提供)7月に米カリフォルニア州で公開された民間宇宙旅行の母船(ヴァージンギャラクティック社提供)

 民間人の宇宙旅行を目指している英ヴァージン・グループの宇宙旅行会社「ヴァージン・ギャラクティック社」が11日、東京都内で記者会見し、宇宙船を運ぶ母船「ホワイトナイト2」のテスト飛行を数週間以内に始めることを明らかにした。

 同社の宇宙船「スペースシップ2(SS2)」は全長約18メートル、両翼が約13メートルでパイロット2人と乗客6人の8人乗り。宇宙船は高度15キロで母船と切り離され、高度約110キロまで上昇。そこで乗客はシートベルトを外して、約5分間の無重力体験を楽しむことができる。数週間以内にテスト飛行が行われるのは母船で、本体となる宇宙船のテスト飛行は来年からの予定という。

 既に35カ国270人が予約を済ませ、この中に前ライブドア社長の平松庚三氏ら日本人10人が含まれる。

 記者会見には、ヴァージン・ギャラクティック社のスティーブン・アッテンボロー副社長が出席。同副社長は「商業旅行の開始後、10年間で5万人の乗客を計画している」と見通しを述べた。商業旅行開始の具体的時期については「テストで満足いく結果が得られ安全が保障されない限り打ち上げられない」と述べるにとどめた。

 ただ、同副社長は「宇宙船本体は70%完成しており、この1年のうちには見せたい」と、宇宙旅行の実現へ向け自信をのぞかせた。

 気になる宇宙旅行の費用は、事前訓練も含めて約20万ドル(約2500万円)と高額だが、同副社長は「10年後には5万ドルを目指す」とした。

 ヴァージン・ギャラクティック社は7月、母船を米カリフォルニア州で旅行参加者らに公開していた。

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7月に米カリフォルニア州で公開された民間宇宙旅行の母船(ヴァージンギャラクティック社提供)
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