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【ドラマ・企業攻防】新ケータイ三国志(下)“薄氷”踏む快進撃 成長と「安心感」両立が課題 (2/4ページ)

2008.8.17 13:58
このニュースのトピックスアップル
「白戸(ホワイト)家の人々」が登場するソフトバンクモバイルのテレビCMのワンシーン「白戸(ホワイト)家の人々」が登場するソフトバンクモバイルのテレビCMのワンシーン

 ブランドイメージもアップした。人気女優の上戸彩さんや、愛くるしい北海道犬が登場するコミカルなテレビCM「白戸(ホワイト)家」シリーズが大ヒット。CM好感度調査では、作品別、銘柄別の2部門で今年1月から7カ月連続1位を維持するなど、ソフトバンクのケータイに対する親しみやすさを一気に高めた。

諸刃のiPhone

 勢いに乗るソフトバンクが他社を追い落とす決定打として放ったのが、7月11日発売のスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」だ。米アップルが昨夏に欧米で発売し、タッチパネル式大型液晶画面の革新的な操作性、充実したインターネット閲覧機能、専用機器と同等の音楽・動画再生機能などで旋風を起こした人気端末を、他社を尻目に獲得したのだ。

 孫社長は「携帯電話がインターネットマシンになる。それはアイフォーンが牽引(けんいん)していく」と、まるで預言者のように消費者を“啓蒙(けいもう)”し、得意のトップセールスを展開した。そのかいもあって、先行発売した店舗で長い行列ができるなど、日本市場でも一定の話題作りには成功した。

 ただ、アイフォーンのように携帯の高速データ通信を多用できる端末の導入は、ソフトバンクにとっては“諸刃の剣”となる。実は、同社の携帯通信インフラは他社より脆弱(ぜいじゃく)なのだ。

 もともとソフトバンクの第三世代携帯電話(3G)サービスの基地局数は、ドコモより少ない。加えて、ソフトバンクが総務省から割り当てられた電波帯域は周波数2・0ギガヘルツ帯で、ドコモとKDDIが主に利用する800メガヘルツ帯と比べ、使い勝手で大きな差がある。

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「白戸(ホワイト)家の人々」が登場するソフトバンクモバイルのテレビCMのワンシーン
「白戸(ホワイト)家の人々」が登場するソフトバンクモバイルのテレビCMのワンシーン
米アップルの携帯電話「iPhone 3G」を購入したお客さん=7月11日、東京・表参道(撮影・緑川真実)
米アップルの携帯電話「iPhone 3G」の発売開始前のセレモニーで行列のお客さんにアイフォーンを持った手を振る孫正義・同社社長=7月11日、東京・表参道(撮影・緑川真実)
2008年春商戦向け新機種発表会に出席したイメージキャラクターの女優・上戸彩さん=2008年1月28日、東京・港区高輪のグランドプリンスホテル新高輪
2008年春商戦向け新機種発表会でイメージキャラクターの女優・上戸彩さん=2008年1月28日、東京・港区高輪のグランドプリンスホテル新高輪
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