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松下独り勝ち ソニー、東芝失速 電機大手の4〜6月期決算
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松下電器産業、ソニー、東芝は29日、平成20年4〜6月期連結決算(米国会計基準)を発表した。薄型テレビなど海外で販売が好調だった松下電器は、最終利益が730億円と前年同期比85.7%増加した。一方、デジタル機器や半導体の価格下落に見舞われ、ソニーの最終利益は350億円と半減、東芝は116億円の最終赤字に陥った。ソニーは通期予想も下方修正した。勝ち組とされる電機3社で明暗が分かれた。
松下電器は日本を除く海外の全地域で2けたの増収を達成し、営業利益は48.3%増の1095億円を記録した。低取得者向け高金利型住宅ローン(サブプライムローン)問題の影響で減速気味の米国市場でも11%増の2865億円を売り上げた。上野山実取締役は「昨年、市場に密着した製販一体型の組織に変えた成果が出てきた」と語った。
一方、ソニーはゲーム部門の採算が好転したが、デジタルカメラやパソコンなどエレクトロニクス部門が競争激化で価格下落の影響を受けた。売上高は0.1%増の1兆9790億円、営業利益は39.5%減の734億円だった。通期では営業利益が1.1%減の4700億円、最終利益は35.0%減の2400億円にそれぞれ下方修正した。
また、東芝は242億円の営業赤字(前年同期は212億円の黒字)だった。半導体事業の悪化が原因で、営業赤字は3年ぶり。半導体は前年同期に235億円の営業黒字だったが、今4〜6月期は302億円の営業赤字に転落。NAND型フラッシュメモリー価格が20%下落したほか、デジタル機器の販売低迷でシステムLSIも悪化した。
通期予想の売上高8兆円、営業利益2900億円を据え置いたが、村岡富美雄専務は「厳しいのは認識している」と話した。
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