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百貨店各社が低価格衣料 消費者の節約志向に対応 2〜3割安 (1/2ページ)
このニュースのトピックス:流通業界
個人消費の低迷で苦戦が続く百貨店業界が、これまでより2割程度安くした低価格衣料の販売に力を入れている。高額品を中心に品ぞろえしてきたが、新たに低価格品の商品ラインアップを充実させることで、節約志向を強める消費者を呼びこむ狙いがある。先行する高島屋や大丸に加え、今年秋からはミレニアムリテイリングも本格展開を予定している。
高島屋は、従来商品よりも2〜3割安く価格設定したシーズン衣料品の販売を6月から始めた。「ナイスプライス」と名付けて婦人服と紳士服合わせて約140ブランドで展開しており、現在は全体の2割弱を占めている。衣料品メーカーからまとまった量を仕入れるなどして、トレンドを取り入れた低価格の新商品を実現した。
金融市場の混乱や生活必需品の相次ぐ値上げなどで消費者の買い控え傾向が強まっているため、低価格品の投入で需要のテコ入れを図る。売り上げは好調に推移しており、同社MD本部婦人服ディビジョンの工藤則紀バイヤーは「もし今回の商品を展開していなかったら、もっと厳しい状態だったろう」と打ち明ける。特に地方店舗で反応がいいという。
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