ニュース: 経済・IT RSS feed
スーパー/カラオケ/レンタカー ガソリン割引で集客
このニュースのトピックス:相次ぐ値上げ
小売りやサービス業でガソリン代の一部を負担したり、割引券を配布する動きが広がっている。大手スーパーが一定額以上の買い物客にガソリン割引券を配るキャンペーンを始めるなど、生活防衛意識の高まりで遠出や買い物を控えがちな消費者に、最も敏感に反応するガソリン代を前面に出して、何とか取り込みを図ろうという作戦だ。
イトーヨーカ堂は全179店で、16日から21日まで、5000円分の買い物をした客にガソリン割引券の配布を行っている。割引券は店が契約した近くのガソリンスタンドで使用でき、レギュラー、ハイオク、軽油のいずれも1リットルあたり10円引きになる。
ガソリン値上げが本格化した昨年以降、郊外の大型店は「土日の車の来店が減っている」(同社)。初日の16日には、精算を終えた客が各店の割引券引換所に次々と訪れており、効果の手応えを感じたようだ。
一方、イオンも10日から4日間、「ジャスコ」約250店で、ガソリンスタンドで使えるプリペイドカードの抽選会を行った。期間中に売り上げが前年比10%強伸びたことで、同社は第2弾を計画中という。
スーパーだけではない。カラオケチェーン大手の「シダックス・コミュニティー」(東京都渋谷区)は7月1日から、午後6時以降に車かバイクで来店した客にガソリン2リットル分(1リットル170円)を利用額から割引きしている。8割がロードサイド店舗のため、「車で来る客の来店を促進する」(同社)狙いだ。
レンタカー業界でも、オリックス自動車が長崎・佐賀地区で18日までガソリン無料券(最大5リットル)を利用客に配布するのに続き、21日からは鹿児島地区で24時間利用ごとにガソリン1000円分の引換券を贈るキャンペーンを行うという。

