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【直球緩球】日本自動車工業会会長の青木哲氏 (2/2ページ)
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−−原材料価格の高騰に伴う販売価格への転嫁は
「日本の耐久消費財は基本的にインフレ状態にはなく、縮小する市場をめぐる競争も激しいので、簡単に販売価格を値上げできる情勢にはない。海外にはモデルイヤー(年式)ごとに価格の見直しを行うことが一般的な市場もあるが、それでも即、値上げできるわけではない。これらを見極め、各市場の事情に応じた対応を取る。また、各社とも個別にコストアップの吸収に努めているが、業界的にも生産性の向上を原価低減につなげる活動で連携するという提案を日本鉄鋼連盟に投げかけた」
−−海外生産が拡大する中で、日本のモノづくりをどう生かすのか
「すべてのモデルを全量国外で生産するわけにはいかない。研究開発力と製造技術を日本で磨いたうえで世界の生産拠点に持っていくことを繰り返してきた。『匠の技』を継承するうえでもそうした循環が重要だ」(臼井慎太郎)
あおき・さとし 昭和44年本田技研工業入社。取締役、常務、専務を経て、平成17年副社長。19年6月から会長。20年5月から日本自動車工業会会長も務める。群馬県出身。61歳。




