ニュース: 経済・IT RSS feed
全日空 エアバスA380購入へ ボーイングの牙城崩すか (2/2ページ)
このニュースのトピックス:航空・マイレージ
全日空は今月3日、新機種選定委員会を社内に設置して検討を開始、9月をめどに最終結論を出す。成田−ニューヨークといった北米路線と、成田−ロンドンといった欧州路線に就航させる案が出ている。
全日空の欧米線は現在、1日2便(1往復)。当初、羽田や成田空港の発着便枠が拡大する22年以降には、燃費効率の優れたボーイングのB787を投入し、1日4便(2往復)に増やす計画だった。
しかし、部品トラブルなどを理由にB787は3回納入を延期し、初号機納入は21年7〜9月期にずれ込む見通し。北京五輪にあわせ中国路線に就航させる予定だった全日空の不満は強く、欧米線には、B787に代わってA380を投入することになる公算が大きい。
また、B787は日本航空への納入も遅れており、日航、全日空ともに損害賠償請求を検討するなど信頼失墜は深刻。日本の航空機市場は9割をボーイングが占めるものの、エアバスはA380を日本市場参入の足がかりにしようと考えており、今後、勢力地図に変動が生じる可能性もありそうだ。

