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ガソリンスタンド悲鳴 200円時代秒読みで淘汰加速へ (1/2ページ)
国内のガソリンスタンド(GS)が淘汰の危機にさらされている。原油価格高騰に伴う石油元売り会社の相次ぐ出荷価格の引き上げで、7月にレギュラーガソリンの店頭価格が1リットル=180円台を突破、高値を嫌った消費者の買い控えで、ガソリン販売量が大幅に減少しているためだ。全国約4万3000店の大半が赤字といわれるGS経営が一段と厳しさを増している。
資源エネルギー庁の石油統計速報によると、5月のガソリン販売量は前年同月比5.5%減の462万2000キロリットルとなり、2カ月ぶりに減少した。4月は暫定税率失効による値下がりで17.3%増と大幅に増えたが、その後、税率の復活と値上げで価格が上昇し、消費者の節約が進んだ。
東京都大田区の国道沿いにある出光興産系列の「プレステージ大森SS」。同店のガソリン販売量は5〜6月で前年同月比15%減少した。1日からレギュラー価格を10円値上げし182円に引き上げたため、同店では7月も10%超の減少を予想する。
同店を含め都内などでGS4店舗を運営する東和興産(東京都荒川区)の林彰社長は「大幅な販売減で採算はぎりぎり」と危機感を強める。業界団体の全国石油協会が1万店のGSを対象に実施した平成18年度版のGS実態調査によれば、経常損益が赤字だったのは65%に達した。また、4月の暫定税率失効時には、多くのGSが赤字覚悟の値下げ販売を行っており、今年度は赤字の店舗がさらに拡大したとみられる。

