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クリタグループ 空気冷凍機本格販売 「のぞみ」搭載のエコ冷房 (1/2ページ)
このニュースのトピックス:航空・マイレージ
環境配慮型のノンフロン空気冷凍機を独占供給するクリタグループ(東京都港区)は、JR東海の新幹線「のぞみ」に、この技術を使った空調機器を搭載することで合意した。同社は、これを機に地球温暖化防止に配慮した空気冷凍機の需要が急拡大するとみて、平成22年にも大量受注に対応できる準備を整える方針だ。すでに国内外の大手電機メーカーと、中核部品供給などに関する契約の協議を始めた。
のぞみは、最新型のN700系車両に搭載する方向で、生産に向けた準備に入っている。「エコ出張」と銘打ち、航空会社への対抗姿勢を鮮明にするJRにとって、オゾンを破壊しない空気冷凍機の搭載は企業イメージの向上につながる。
クリタグループの栗田康次会長=写真(小島清利撮影)=は「小型化と騒音抑制の技術改良に成功し、新幹線の冷房機器として採用が決まった。ハイテクのシンボルである新幹線への採用を弾みに、地球温暖化防止に効果がある、この技術の普及を加速させたい」と意欲を示す。
この技術は、米ゼネラル・エレクトリック(GE)社の技術者らが設立したベンチャー企業で開発された。空気の圧縮と膨張を意図的につくり出して、熱交換して冷気を発生させる仕組み。これまで冷凍・冷蔵の主流だったフロンガスを使わない画期的な技術だが、コストや音の大きさで製品化が見送られてきた。