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“日本最大の繊維商社”「蝶理」も 本社機能を関西から東京へ (1/2ページ)
このニュースのトピックス:通商・貿易
関西発祥の商社、蝶理が本社機能の東京移転を進めている。主力の繊維に加え、化学、機械など新たな柱となりつつある事業の主要取引先がいずれも、東京に足場を置いているためだ。27日の株主総会も、昭和23年の会社設立以来初めて東京で開催する。長い低迷期を脱し、成長軌道に乗りつつある同社は、関西企業から“脱皮”することで今後の飛躍を目指す。
京都・西陣の生糸問屋として文久元(1861)年に創業した蝶理は戦後、大阪に本社を構え、繊維中心の専門商社として成長。長らく「日本最大の繊維商社」と位置付けられてきたが、アパレルメーカーの商社離れや、バブル経済崩壊で不動産や株式などへの過剰投資が焦げ付いたことが痛手となり、長期低迷を余儀なくされた。平成4年3月期〜15年3月期の12年間に、10回も最終赤字に陥った。
経営立て直しのため、不採算事業からの撤退や財務体質の改善、大手繊維メーカー、東レによる子会社化などが相次いで行われたが、同時に取り組んだのが本業の強化だ。