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東南アジアで「格安航空」急成長 (1/2ページ)

2008.6.13 18:52
このニュースのトピックス流通業界

 【バンコク=橋本亮】東南アジアで低価格を武器にした格安航空会社が成長している。路線は東南アジア域内だけでなく豪州、中国や韓国などへも伸ばしている。外国航空会社の地方空港乗り入れが自由化された日本にも、マレーシアのエア・アジアグループが、平成22年に開業予定の茨城空港への乗り入れを検討中だ。羽田、成田両空港の発着枠拡大に伴う進出も見込まれており、日本勢も対抗策を迫られそうだ。

 東南アジア諸国連合(ASEAN)を軸に経済の一体化が進む東南アジアでは航空自由化が進展したこともあり、2000年以降、格安航空会社が相次ぎ誕生した。現在では最大手のエア・アジアやシンガポールのタイガー航空を筆頭に、約20社がひしめき合う。

 運賃は大手航空会社に比べて4割前後安く、シンガポールからバンコクやクアラルンプールでは日本円で片道数百円という激安運賃も登場するなど、激しい値下げ競争が展開されている。

 格安の秘訣(ひけつ)は、機内での食事や飲み物の無料サービスの廃止や、同一機材の大量発注などによる徹底したコスト削減。経済成長に伴う航空需要の増加に加え、各国政府が観光や産業振興に役立てようと、低賃料の航空専用ターミナルを開業するなど、積極的な支援を行っていることも大きい。

 タイの国営空港運営会社エアポーツ・オブ・タイランドによると、2006年のタイの総便数に占める格安航空会社の割合が国内線で34%、国際線でも8%に達しているという。

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