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トヨタ自動車 豪州でハイブリッド車生産へ
このニュースのトピックス:くるま
トヨタ自動車は10日、2010年からオーストラリアでガソリンエンジンと電気モーターを組み合わせて走行するハイブリッド車の生産を開始すると発表した。年産1万台を目指す。また、タイでも09年内に年産9000台でハイブリッド車の生産を開始する。これによりハイブリッド車の生産は日本、中国、米国を含めて5極体制となる。
訪日中のオーストラリアのケビン・ラッド首相は同日、名古屋市内で渡辺捷昭(かつあき)社長とともに会見し、「今回のプロジェクトは重要で、(豪州の)産業界にとって前向きな一歩」と強い期待感を示した。
豪州、タイともに主力セダンで世界戦略車「カムリ」のハイブリッド車を生産。通常のカムリを生産している豪州メルボルン市のアルトナ工場とタイ・バンコク郊外のゲートウェイ工場で既存製造ラインにハイブリッドシステムを組み付ける工程を編成し、生産に乗り出す。
今回のハイブリッド車生産に対し、豪政府は環境に関する新技術などに対して資金を補助する「グリーンカー・イノベーション・ファンド」を適用。トヨタには総額3500万豪ドル(約35億円)が提供される。渡辺社長は「(ハイブリッド車の)研究開発、生産設備などに役立てたい」と述べた。
トヨタは現在、高級車ブランド「レクサス」など11車種にハイブリッド車を設定。昨年5月にはハイブリッド車の累計販売台数が100万台を突破した。