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キッコーマン、しょうゆ海外生産拠点を強化 (1/2ページ)

2008.6.7 17:39
このニュースのトピックス流通業界
設立35周年を迎えた米キッコーマン・フーズ・インク(KFI)のウィスコンシン工場(しょうゆ)の外観=米国時間5日、米ウィスコンシン州ウォルワース設立35周年を迎えた米キッコーマン・フーズ・インク(KFI)のウィスコンシン工場(しょうゆ)の外観=米国時間5日、米ウィスコンシン州ウォルワース

 【ミルウォーキー(米中西部)=佐藤克史】しょうゆ最大手のキッコーマンは6日、海外で生産能力を増強する方針を明らかにした。米国生産拠点開設35周年記念事業で訪米中の茂木友三郎会長が記者会見で表明した。9月9日付で米国に研究開発拠点を設立するほか、今年度中に欧米2生産拠点を強化する。

 茂木会長は米国のしょうゆ市場について「一般家庭への普及は半分程度。まだ浸透する余地があり、今後も年平均5%で成長する」と市場拡大への可能性を強調。欧州についても「原点に戻って現地の人に合うしょうゆを使ったレシピの開発に力を入れている」と説明した。

 同社は米ウィスコンシン州とオランダに生産拠点を持つが、米工場の年間生産能力を10万9000キロリットルから11万1000キロリットルに増強、オランダ工場も1万1000キロリットルから1万3500キロリットルに強化する。

 新設する研究拠点の名称は「キッコーマンUSAR&Dラボラトリー」とし、同州マディソンに設置する。地元のウィスコンシン大学などと連携し、新商品開発のほか、バイオ事業を含めた総合的な研究拠点として整備していく。

 このほか、中国では自社製品が現地メーカー品と比べて5倍の高価格のため浸透が遅れている。このため低価格帯の市場にも参入し、複数の現地企業の買収を進める考え。茂木会長は「今は相手を探しているが、5年以内に1つはやりたい」と述べた。

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設立35周年を迎えた米キッコーマン・フーズ・インク(KFI)のウィスコンシン工場(しょうゆ)の外観=米国時間5日、米ウィスコンシン州ウォルワース
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