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冷食大手5社決算 ギョーザ問題で164億円減収
このニュースのトピックス:中国製ギョーザ中毒問題
冷凍食品大手5社の平成20年3月期決算が16日、出そろった。1月に発生した中国製ギョーザによる中毒事件の影響で消費者の買い控えが起こり、5社合わせて164億円の減収要因となった。
自社商品で事件が発生したJTは、大幅に売り上げを減らした。取り扱う冷凍食品の10%が中国製というマルハニチロホールディングス(HD)は、2〜3月の家庭向け冷食の売上高が前年同期比で30億円減少した。味の素は、主力商品「ギョーザ」の2月の売上高が前年同月比50%と大きく落ち込み、1〜3月の家庭用冷凍食品全体の売上高は40億円減った。
ギョーザを生産した中国の天洋食品から商品を購入していなかったニチレイと日本水産も、影響は避けられなかった。日本水産は「中国製の商品は追加注文が一切なくなり、出荷が止まった」(佐藤泰久専務)という。
冷凍食品の需要は4月以降、徐々に回復しているものの、マルハニチロHDが年間で1割程度の売り上げ減を見込むなど、味の素を除く4社が、21年3月期の業績にもギョーザ問題の影響が残るとみている。