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電機10社決算、6社が増収 テレビは採算厳しく (2/2ページ)
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また、得意分野に経営資源を振り向ける「選択と集中」を進めた結果、事業の撤退や大幅縮小にともなって計上した構造改革費用が、足を引っ張るケースも相次いだ。過去最高の売上高だった東芝は、新世代DVDの撤退費用がかさんだ。日立やパイオニアなども薄型テレビで多額を計上。三菱電機は営業利益、最終利益とも最高益を更新したが、携帯電話の撤退費用に約200億円を充てた。
米国の低所得者向け高金利型住宅ローン(サブプライムローン)問題などのあおりで、20年3月期は終盤に失速し、昨年末段階の業績見通しを下回った企業が少なくない。
21年3月期も「(米国景気の減速などが)心理面だけでなく実体経済にも影響が出ており楽観できない」(東芝の村岡富美雄専務)との指摘や、「材料高と為替により営業損益で400億円ぐらい影響が出る」(日立の中村豊明専務)との声も聞かれ、逆風が予想される。このため、21年3月期の業績予想では、目標を前年比微増にとどめる企業も目立った。